学校ブログ

校長通信

67期生修学旅行 第24号

2023/06/12

行事

写真は屈斜路湖と摩周湖です。

先週は高校2年生の修学旅行北海道コースに同行しました。67期生からは、シンガポール、北海道、九州の3コースを希望制で行いました。今回から海外旅行が復活しました。北海道は希望人数の関係で、一貫と文理で日程をずらした2団に分かれ、私は、行きは先発、帰りを後発に帯同しました。

また、今回初めて道東地域、北方領土学習を取り入れました。時程と移動距離が懸念されましたが、現地の方からも「ここが本当の北海道です」という言葉通り、北方領土への近さ、また違った大自然の北海道を見ることができました。旅程については、生徒たちが団体行動のルールを厳守し、予定通りに進みました。また、荷物の配送についても時間短縮ができました。保護者に皆様にご理解いただきありがとうございました。
ホテルレストランでは一般の方と一緒でしたが、レストランでも、空港でも、お声かけいただいたり、スタッフの方を通じてほめていただけたり、生徒たちの自律力とご家庭での教育力の高さは昔と変わらず、あらためて感じました。

個人的にも学生時代以来の道東になりました。北方領土に住まわれていた方、体験牧場の社長とそのご家族、テレビ放送局の社長と皆様、アイヌ資料館チセでの刺繍職人の方と見学に来られていた教育大学の現代史の先生とその他数々の出会いがありました。新たな出会いの中でたくさんのことを学ばせていただきました。生徒たちも大自然とともに多くの方に関わることで新たな気づきや学びがあったと思います。

この度、最終日の札幌では学園事務局長からご縁をいただき、希望生徒のテレビ局訪問が実現しました。社長様のご厚意で、修学旅行にテレビ局訪問、見学、講義を加えていただき、最大の思い出になりました。局内の見学だけでなく、戦略プロデュース部の方より地方の局としてインバウンドや海外発信、災害対応などを説明していただきました。これは未来の日本の課題にも通じており、授業では学ぶことができない要素が含まれ、まさしく「体験旅行」となりました。また、生徒個別にこれまでの考えを広げ、進路にも関わる機会となりました。この場をかりて、お礼申し上げます。

別の行き先のシンガポール、南九州でも大きな収穫があり、良い旅行であったと報告を受けております。大きなイベントを終え、67期生のますますの成長を楽しみにしております。

梅雨空となりましたが、他の学年においても校外学習が実施されました。各学年のブログをご覧ください。

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