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校長通信
創立記念日② 第58号
2023/10/12
学校経営
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鳥井信治郎初代理事長の「親孝行な人はどんなことでも立派にできます」「やってみなはれ」
板倉操平初代中高校長の「私立は公立の代用ではない」
のお二人の言葉を、私自身もいつも心に留めています。このようにして、多くの力が合わさって、宗教色のない男女共学の幼小中高の私立学校ができました。
もうひとかた、本学園を応援していただいているのが阪急です。創始者の小林一三氏は「私立学校はもうからないよ。やめときなさい」と言われたそうです。「もうけるためではありません。人助けのためにやるのです」と設立までの事情を説明すると、「しっかりやってください。阪急もできるだけ応援します」とおっしゃったようです。阪急の歴代社長も本学園の理事です。
師範学校の附属にするか、公立にするか、私立にするか、議論はありましたが、新たな教育を行うということで、私立学校の道を選びました。新しい教育を行い、新聞には模範学校と書かれたりもしました。
高校1期生の卒業は男子40名女子24名の64名でした。現在では高校卒業生は1万2597名の伝統ある学園となりました。
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創立の精神は一人の人が書き上げたのではなく、創設に関わった人たちが議論をしてできあがりました。想いの詰まった創立の精神をより具体化させた「未来への道しるべRoots&Route」を今年度作成しました。生徒の皆さんには、「私の挑戦」とともに振り返りをお願いします。