校長通信
共通テストに挑むあなたへ 第86号
2024/01/11
壮行会での校長からの激励を少し紹介します。
2つお話しします。1つめは、みなさんは、おかれている状況、行きたい大学、プレッシャーのかかり方・・・みんな違います。それぞれ違う状況の中で想いを1つにして頑張る場面は大人になってもあります。仕事でもそうです。まわりの人に想いをはせる人になってほしいと思います。最近は「共感力」という言葉がよく使われます。
一方、みんな違うけどみんな同じ。雲雀丘の先生に教えてもらいました。みんなはたくさんの先生と関わってきました。生き方を教えてもらった。愛情を注いでもらった。私たちはそんな気持ちで接してきた。同じことは、みなさんが雲雀丘で出会ったこと。一緒に頑張ってきた仲間だ。今は泣きそうになっている?かもしれない。辛いのはキミだけじゃない。人生はこれだけでは決まらない。共通試験は大学受験の通過点。人間の価値が決まるわけではない。でも、頑張ってきたのだから、今の実力だけはしっかり出し切ってほしい。
落ち着いて。昨年の先輩たちもそうだった。その前も。私たちもそうだった。『点数がとれなかったらどうしよう…』これもみんな同じ。あんまり焦るな。不安の解消のやり方はみんな違う。でも想いは1つ。
2つめ。忘れてはいけないことは、1週間前の自分と、1カ月前の自分と、1年前の自分を比べても受験を通して成長したということ。絶対そのことが将来に役に立つ!結果がどうであれ、受験勉強が無駄だということはない。苦しくなったら自分の手を見よう。頑張りは自分の手が知っている。応援してくれる人を思い返そう。私たちはメタセコイアの木や光を見ながら応援を続ける。私は”QUEENの We Are The Champions”を頭の中で流します。
最後に「どの学校の生徒よりもしっかりと準備をしてきたから、自信を持って」これは亡くなられた進路部長の高橋先生が、壮行会で話された言葉でもあります。
We are the champions, my friends 僕たちは勝者だ、友よ
And we'll keep on fighting 'til the end 僕たちはこれからも最期の瞬間まで戦い抜くんだ
健闘を祈ります!