校長通信
がんばっている君へ 第85号
2024/01/10
中学受験生のみなさんお元気ですか?出願を締め切り、出願数が確定しました。
出願数や倍率をみて「合格できなかったらどうしよう」そんなことを考えて、不安になっていませんか?受験には不安はつきものですが、不安はつのるばかり。昨年と同じく私からアドバイスを考えてみました。参考にしてください。
1.つらいのは自分一人だけではない。
空を見上げ大空に意識をもって行って地球を眺める。不安を抱えている人が地球上にいっぱいいる。それぞれの人がそれぞれの場所で頑張っている。踏ん張ってみよう!
2.自分一人でたたかっているのではない。
おとうさん、おかあさんをはじめとしたご家族、学校の先生や塾の先生、君とつながるすべての大人が心配しています。その気持ちがわかりますか?君を支えている人は君のことを見守っています。君にはともにたたかう人がいます。距離は関係ありません。「ともに」です。
大切なことは、君は「いつもの君」でいて、平常心で力を発揮すること。「いつもではない入試」に「いつもの君」でいるのは難しいことです。私たちもそうだったからわかります。緊張や不安をすべて解消しなくていいし、完全な「いつもの君」にならなくていいのです。少しでも「いつもの君」に近づきましょう。厳しい状況の中で頑張ってきたのは「いつもの君」です。そのための不安の解消法はそれぞれ違うのです。
握手する。
会場で「大丈夫!」をくりかえし唱える。
眼を閉じて、自分のことを応援してくれている人のことを思い出してみる。
自分の手を5回しっかり握って、ながめる。深呼吸。(呼吸は大事)
もし、この校長通信を入試日前日の夜に読んでいるならば、さらっと読んで、安心して寝てください。明日は良い日になりますから。(そうお布団で唱えてください)
入試当日は、私は正門で君を迎えますので、元気にあいさつしてください。
君と会えるのを楽しみにしています。
最後に雲雀丘学園中学高等学校の先生全員を代表して、君にエールを送ります。
「君はここまでよくがんばった。最後までがんばれ!やってみなはれ!」
健闘を心より祈っています。