校長通信
東京 第2号
2024/04/04
探究プロジェクトの実施のお礼と新たな依頼、打ち合わせに東京に行きました。年度初めのお忙しい時期に各企業・大学とご対応いただきありがとうございました。関西の企業や大学でもたくさんご協力いただいているのですが、企業の中核分野や研究部門が東京周辺にあることも多く、今夏の東京での実施を考え、訪問させていただきました。今から企画を練って募集し夏には実現したいと考えています。
日本航空JALです。パイロットの方々に迎えていただきました。インドネシアからのフライト明けに時間をいただきました。また、本校の59期の卒業生が同席してくれました。安全とは何か、安全運行やヒューマンエラー、ドローンについてのお話伺い、探究のテーマ設定の議論を行いました。
慶応義塾大学を訪問しました。大学は新入生の行事が行われ、部活動やサークル活の勧誘が盛んに行われていました。同敷地内にある慶應義塾高校を視察し、校長先生から独自の教育実践や新たな施設、図書館の説明を受けました。夏の甲子園での優勝の野球部など多くの部活動が自治的に運営されています。生徒の学びや校則などにも主体性が尊重されていると感じました。これからの交流についてもお話ししました。
そのあと、慶應義塾大学SDMを訪れ、探究プロジェクトを打ち合わせました。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科は、ホームページでは「大規模で複雑な問題の解決や新たな価値の創造による社会変革の実現を目指した教育と研究を通して、多様性を活かす能力である"横串の専門性"を有する次世代のリーダーを育成します。」とあります。これは、探究の学びで大切な答えのない問いを自ら見つけ解決策を協働しアプローチするに通じています。私たちは探究が大学入試のための道具になることを危惧しており、高いレベルで学問をされる最先端に触れることができればと考えます。実際の施設を見せていただきました。どんなプロジェクトになるのか、ワクワクするところばかりでした。
翌日、訪れたのはブリヂストンです。昨年探究プロジェクトを行うことができました。きっかけは東京でのSDGS関連の会合で本校探究プロジェクトを無謀にも飛び込み的にお願いしたことからです。お願いした方はGサステナビリティ戦略統括部門長という役職の方で、今回、お時間を作っていただき、継続のお願いをしました。また、研究所にも入れていただき、担当の方と打ち合わせと構想をする機会になりました。