校長通信
教育実習 第22号
2024/06/17
教育実習が終わりました。研究授業記録、実習簿や大学の送付する成績票などを確認しております。生徒たちにとっても、大学生である卒業生の姿を先生としてみることはいろいろな学びがあります。本校においても、卒業生に関しては生徒に良い影響があるものを思い、できる限りお受けしたいと思います。詳しい様子につきましては、中1 中2 中3 高1 学年のブログをご覧ください。
朝、教室を回りますと各クラスに教育実習生からの感謝のコメントがありました。あるクラスの生徒からは「実習生はすごくわかりやすい授業でした!」と。「雲雀丘で先生をしたい実習生も多いので、アピールしてくれたら良いね。」本校では、卒業生が本校教員になる例は少ないですが、卒業生がいろいろな校種の教育現場で活躍されており、今後、卒業生を含め幅広く多様な人材を教員採用することが重要だと思います。雲雀丘で教師がしたいと言ってくれる生徒や卒業生も多く、卒業後に戻ってくれたら、また同業として教育について語り合えればと思います。これから、私立学校の注目度は上がり、そこを支える教員は自校卒業生だけでなく私立学校出身者がキーになるかも知れません。
また、国としても優秀な方が教育系の学部へ、教職課程へ、教育界に優秀な人材が来るように真剣に考えないといけません。私たちは教育の素晴らしさを伝えなければなりません。
ブラック、長時間勤務、保護者との対応、不祥事などと毎日のように学校や教員の大変さ、問題が報道されます。また、すべての方が学校を経験しているので、ご自身の学生生活を基準にみなさんが評論家のように発言されるのかも知れません。学校を取り巻く問題、教員の側に降りかかる問題もとても大きいと感じています。
6月22日に教員採用説明会を実施いたします。