学校ブログ

校長通信

感謝 第45号

2024/09/02

行事

文化祭を無事終了できました。警報休校に備え、予備日を設定し、いろいろな対応を想定しておりましたが、なんとか予定通り行うことができました。「校長先生のお力ですね」と言われた方がありましたが、居座り台風をコントロールすることはできません。生徒たちの想いが天に通じたのでしょう。悪くならなかったこと、良かったことは、幸福を呼ぶ「ついてる」「楽しい」「しあわせ」「ありがとう」「感謝してます」の天国言葉を発し取り込みたいです。

各学年やクラブからのブログにありますように、生徒たちが楽しく過ごせたことが良かったです。教員バンドをみているときに「先生毎日文化祭にできませんか?(^_^)」「それはあかん」と話してくれた高3生もいました。その会話に高校最後の文化祭なのだ、本格的に受験に立ち向かうんだを見ることができました。

生徒たちが日頃の学習成果や自分たちの取り組みを他者に伝えよう、発表しようという気持ちが広がっているところに大きな成長と期待を感じます。印象に残ったものだけでも、声を張り上げ調理販売をする高3生、舞台で演劇、ダンスをする人たち、ミルクボーイのネタ(学校説明会での出演交渉をしたい)、動画の企画・編集力、教室を異空間に仕上げたクラス、ステージで1人でアカペラで歌う人、盆踊りを企画する人たち、作品を案内してくれる中学生、探究のポスターセッションの質問に応える人、あげればきりがありません。自分を表現し他者と関わっている姿をたくさん見ることができました。

これらは学校の非日常なんだけれども、教育や人間の本当の姿は、私たちが当たり前だとに規定してきた近代教育の日常の中ではなく、学校で非日常となっている文化祭などの行事にあるのかも知れません。これからの学校や教育にとって高3生が話してくれた「毎日が文化祭」は単なる戯れ言ではない気がしてきました。常識を疑うことは大事なのかも知れません。また、雲雀丘の生徒には、日常と非日常の中で新しい能力や可能性を示すことができるかも知れません。

1日目は関係者のみ2日目は一般にも公開としましたが、両日合わせて約3300名(2日間の重複なし)のたくさんの方に来校いただきました。ぞんぶんに生徒たちの様子を見ていただけたと思います。予定以上の来場者数でしたので(たぶん過去最高かと)食事や休憩場所などでご迷惑をおかけしたかも知れません。PTAの皆様にもパンやグッズ販売にお世話になりました。なにより、生徒会長はじめ生徒会役員、クラス実行委員たちが企画段階より良い文化祭にしようと頑張ってくれました。閉会式のあいさつも良かったですし、最後に校庭のゴミを拾おうと呼びかけてくれたのもうれしかったです。

各学年のブログにはテストの連絡もありました。日常の学習活動に戻りましょう。次の発表機会は訪れます。力を蓄えていきましょう!可能性は無限大。楽しみにしています。

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