校長通信
68期生探究論文 第68号
2024/11/21
カリキュラム
68期生探究論文要旨集アブストラクト〔概要)が届きました。全員分が収録されています。生徒写真と照らしながら読んでいます。現状での自分の興味につながる学問への扉になっています。なかなかおもしろいもの、実際の論文を読んでみたいと思うものもあります。中学までとは違ったアプローチの仕方を身につけ、「課題設定、情報収集。分析、表現」とこのプロセスを繰り返し探究力が向上していくと考えています。注目される探究の学びですが、本校では型にとらわれることなく、生徒が主体的に学ぶ場になってほしいと考えています。また、大学の総合型選抜と結びつけられることも多く、本校にも全国の学校から視察研究に来校されています。大学入試合格のための探究でなく、大学での学びのための探究になることが大事です。
探究科からの巻頭言から
本校では2019年度から「中2探究基礎」「中3探究応用」「高1探究総合」の授業をスタートさせました。これらの授業での取り組みと大学や企業などの外部機関と連携する「探究プロジェクト」。本校教員が主体となり実施する「探究ゼミ」の3つの端から探究学習が構成されています。このうち「授業での取り組み」は、Active(活動)・Academic(学問)・Creative(創造)の3つの要素で体系的に構成され、それぞれの学年で取り組んでいます。・・・〔略〕・・・
高校1年「探究総合」では自ら興味関心を抱いた学問に基づいてテーマを設定し、「探究論文」を執筆することを目標にしています。さらに希望する生徒は、探究論文で扱った課題をさらに分析・深化させ、校外でのコンテストなどにチャレンジするなど学びを前に進めています。