
校長通信
扉たたき人#1 第5号
2025/04/17
始業式で「夢を語りに校長室へ、扉たたき人になろう」とお話しましたら、早速、高校2年生からアポが入りました。新年度ということで、扉たたき人ノートも新調しました。
私は幼稚園の頃から雲雀丘学園に通っていて、ある夢を叶えたいと思っています。雲雀丘という私の大好きな学校から勉強も習いごとも両立させて頑張りたいです!有言実行!!!
とノートにコメントをくれました。夢の内容は詳しくは書けないですが、夢を叶えるために必要なことや習いごとの頑張り方、そして決意を力強く話してくれました。
ガンバレ!
もう一人、高校3年男子が来ました。昨年度末に進路の相談があり、『大学で何を学ぶか』という本を読んでもらって、感想と考えたこと、考えていることなどを書いて来てもらいました。「勉強せねば」は分かっているけれど継続的にやりきることが難しいようです。これからの面談の中で明確になればと思います。また、経営学部志望なので関係の新聞記事を読むこと、切り抜きを指示しました。
これまでの生徒をみていると志望校をあげることはできますが、志望校に向けていつまでに何をするのか、何が足りないのか、大切にすべきことは何かなどが、分かっていると自分では思っているが、何も分かっていないと感じることがあります。そして焦りばかりがつのってきます。考えを文字化することによって、他者に伝えることができるようになります。また、自分自身が強く意識することができれば行動が変わってきます。
校長室の扉をたたくのは勇気がいります。自分の学生時代には思いもしない見えていない風景でした。雲雀丘の生徒は素直なので、非日常の場所に来て校長に話すことで意識化のお助けができればとも思います。私自身は生徒たちの夢や考えを聞くことでいろいろなことを教えてもらえます。それを楽しみに「扉たたき人」を待っています。


食堂から出張して60ホール前でお弁当のテスト販売が始まりました。食堂の混雑緩和になればと思います。