
校長通信
学部説明会 第26号
2025/07/03
進路

学部説明会・法学部をのぞきに行きました。内容的にはかなり専門的でしたが、熱心に聞いており感心しました。少子化の中で、大学/学部は個性を出す努力をしています。受験生によく理解をしてもらい選ばれる大学を目指しています。アドミッションポリシーも明確にして、マッチする学生を求めています。
入試においても単に受験学力のみで入学する学生よりも、主体的な学びを経験し、大学での学びを理解している学生の方が伸びているエビデンスを示し始めました。そこで、大きく導入されようとしているのが総合型選抜入試です。楽な入試として捉えられがちですが、そんなことはありません。そのようなデマを流布する人たちが受験業界、教育界をゆがめています。この総合型入試だけでなく、大学受験への第1歩は学問や大学の理解に加えて、自分自身の理解となります。
今年度着任いただいた進路アドバイザーは、長年受験業界に関わり、多くの学生を指導されてきました。大学受験に対する多くの知見を持っています。しかし、大学合格へのテクニックを授けてもらうのではなく、受験や学びに対する向き合い方への変化・向上を目指し、自分がどう変わるかです。そのアドバイスやヒント、一緒に考えて行こうとするものです。是非、受験を通じて自分と向き合い、成長してほしいと思います。
高校3年生は、これまでの志望や成績に基づく進路検討会が行われました。進路部と学年団が一人ひとりの生徒の成績や志望状況を共有して、夏の懇談、夏休みの過ごし方など確認しました。