学校だより
図書室 こんな本、読んだ⑫
2020/02/04
図書室から
先日、校長通信で愛読書?の地図帳が紹介されていましたが、図書室にもちょっと違った地図帳を見に来られました。校長先生がこんな本、読んだ。
学生時代先生から「右手に地図帳、左手に資料集」と言われてきました。自分が先生になり、授業の初めに「時事ネタ地名探し」をしたり、地名ごとに「地図帳を開いて」とかと言ってきました。授業に行かなくなって最近は、旅に行けない自分を慰める友だち的な要素が強くなってきました。テレビ番組で出てきた都市を探すことが多くなりました。
これは教育心理学の適応機制の自己防御型「代償」に分類される行動の典型例と言えます。適応機制は欲求不満のストレスにより緊張状態になったとき、原因を解決しないままに自身の欲求不満やストレスを解消しようとして生じた不適応な反応のことを指します。精神分析学の創始者と呼ばれるジークムント・フロイトの娘のアンナ・フロイトが提唱したものです。
教科書としての地図帳はなじみがあり、私は使い勝手がいいですが(人気ランキングでも上位です)書店ではいろいろな地図帳が出ています。
そこで見つけたのが『マップス』です。大きくイラストがいっぱいで楽しいです。(立ち読みがしにくい)図書室に紹介したら「日本語版も英語版もあります!」とのこと。さすがです。
本屋では手に取りにくいでしょうから、是非図書室で見てください。内容紹介としては、アマゾンを参考にすると、ポーランドで人気の絵本作家夫妻が世界の国々をすみからすみまで調べあげ、まる3年かけて地図とイラストをかきました。食べ物、歴史的な建物、偉大な人物、動物、植物・・・すべてのページに数えきれないほどのイラストがぎっしりつまっています。