学校だより
図書室 読んで!こんな本(前)
2020/03/13
図書室から
休校期間が延びてしまいましたが、生徒の皆さん、読書していますか?こんなにもまとまった時間が取れることはそうはありません。こんな時だからこそ「長編」に挑戦してみましょう。
オススメの長編小説をいくつか紹介します。選考基準は「読み出したら止められない!」
☆「蒼穹の昴」 浅田次郎 講談社 全4巻
まずタイトルが格好いいです。舞台は清朝末期の中国、貧しい少年の春児(チュンル)と義兄である文秀(ウェンシウ)が時代に翻弄されながらも、それぞれの志を胸に生きていく物語。読んだら「何か」行動したくなるはずです。もちろん、歴史の勉強にもなります。
☆「ガダラの豚」 中島らも 集英社 全3巻
読んだら最後、あっという間に最後まで連れて行かれる面白さです。舞台はアフリカと日本、テーマは超能力と呪術、「バナナのキジーツ」を巡る大エンターテインメント。灘高出身の鬼才中島らもさんが生み出した傑作です。ほら、読みたくなってきたでしょう。
(国語科・図書係 岩瀬)
岩瀬先生からの春休み企画、本の紹介はつづくよ、どこまでも。 後半へ続く。