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さよならビブリオバトル

2022/03/08

図書室から

3月8日、探究ゼミ「ビブリオバトル」第8回を開催しました。

2021年度の最終バトルです。そして現図書室で行う、最後のビブリオバトルでもあります。登校日でない日にもかかわらず、多くの人が参加してくれました。先日卒業した高3生も参加してくれました。

今回はバトラーが9人もいました。考査後にすでに本を3冊読み終えたという人も。

1 「不思議を売る男」(ジェラルディン マコーリアン)高3

2 「恋愛学で読み解く文豪の恋」(森川 友義)高2

3 「笛吹き男とサクセス塾の秘密 名探偵夢水清志郎事件ノート」(はやみね かおる)中1

4 「かにみそ」(倉狩 聡)中2

5「めんどくさがりなきみのための文章教室」(はやみね かおる)中1

6「動物のお医者さん」(佐々木 倫子)高2

7「Maps 新・世界図絵」(アレクサンドラ・ミジェリンスカ , ダニエル・ミジェリンスキ)高2

8「ベアトリス お前は廃墟の鍵を持つ王女」(仲村 つばき)中2

9「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(ブレイディみかこ)高2


チャンプ本は2作品が同票で、「不思議を売る男」と「Maps 新・世界図絵」となりました。

「Maps 新・世界図絵」は、校長先生も過去のブログで紹介しています。一方、「不思議を売る男」を紹介してくれたのは高3です。彼女は今回が雲雀丘学園での最後のビブリオバトルとなりました。このヒバリビブリオは現高3が高1のときに始めたもので、彼女たちが今に続く道をつくってくれたと言っても過言ではありません。まさに道しるべとなってくれた存在です。 彼女は最後にこう語ってくれました。

「あるきっかけから始めたビブリオバトルでしたが、この場に来ると普段であれば絶対話さない人とも本の話で盛り上がれるし、色んな人と本と知り合うことができました。このビブリオバトルという場は、私にとって一つの居場所でした。だからこれからも、この居場所を、大切に守っていってください」

今まで本当にありがとう。新しい土地でも、新しい居場所を見つけて、本に親しみ、そしてビブリオバトルを続けてください。

次回のビブリオバトルは新年度、新図書館にて。雲雀の図書室はいよいよ来週に引っ越しです。

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