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図書館 特集展示

2022/09/26

図書室から

「読書の秋」の足音が聞こえてきました。

図書だよりに掲載した1学期の貸出ランキング上位本をどーんと展示中。なのですが、2学期になっても人気は衰えず展示書架のトップ3の棚はほぼ空っぽ。

ブリッジ入口すぐの所に展示したこともあり、立ち止まってくれる人も多いです。貸出中の本は予約受付中です。ランキング詳細は9月の図書だよりでどうぞ。

ひばりの図書館9月

もう一つの特集は、先日、国葬が行われ世界中の半分の人が中継を見つめていたエリザベス女王です。中3のブログでも紹介してくれていますので、ここではその世界中から愛されたエリザベス2世を主人公にするという、なんとも大胆な物語を紹介します。

やんごとなき読者/アラン・ベネット

ある日、ちょっとしたハプニングから宮殿の厨房裏に停まっていた移動図書館で本をかりた女王。それまで本にはほとんど興味がなかったのに、その1冊ですっかり読書の面白さにはまってしまいます。カンニングする学生のように公務中に本を読みふけったり、誰彼かまわず「最近どんな本を読んでいますか」と聞いてはお薦め本を押しつけたり、側近も閣僚も大慌て。

読書によって想像力が豊かになった女王は、初めて他人の気持ちを思いやるようになりますが、周囲には理解されず、逆に読書に対してさまざまな妨害が!

「本は想像力の起爆装置ですもの」読書を通じて女王の心に大きな変化が起こります。

英国では貴族たちは本など読まない人種と見られているそうです。それを踏まえて読んでみては。でもやっぱり物語の中でも女王はとてもチャーミングです。

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