学校だより
図書委員交流会
2024/01/21
1月20日、図書委員交流会が本校で行われました。
この交流会は、阪神地区の個人的に仲の良い図書委員が「みんなで楽しいことやろうよ!」と言い出したことで開催されました。昨年末から生徒同士で連絡をとり、それぞれの学校の司書・司書教諭と相談して日時や場所を決めてきました。また、本校生徒も参加したビブリオバトル兵庫県大会で六甲学院高校の図書委員Nさんが優勝し、来週末に全国大会へ出場します。その激励会も兼ねています。
参加校は雲雀丘学園、六甲学院、神戸龍谷、甲陽学院、長田の5校でした。
内容は2部仕立てとなっています。1部は「57577」というカードゲーム、2部は六甲学院のNさんと本校からも上記の大会に参加したTさんによるビブリオバトルです。本校からは中1から高2までの委員+αが10名ほど参加しました。受付や図書館案内、また当日の進行も生徒が担当しました。
第1部の「57577」はカードに書かれた5音と7音を組み合わせて短歌をつくるゲームです。カードは100枚以上あるので作れる短歌は4億通り以上です。本好きの図書委員だからか、会場は大盛り上がりでした。一見するとよくわからない短歌に解説を加えると「おぉ~」と周りが納得したり、歌題「100年後の君へ」に中学生が一生懸命頭を悩ませたり、みんな時間を忘れて楽しんでいました。
第2部のビブリオバトルでは、2人の発表にみんな聞き入っていました。県大会で優勝したNさんの発表はさすがの一言で、全国大会での活躍を願わずにはいられません。また、本校のTさんも負けず劣らずすばらしい発表でした。本校では定期的にビブリオバトルゼミを開催していますが、他校生とのこうした交流はゼミ生の刺激にもなります。実際、今日発表した2人はそれぞれのビブリオバトル論を語っていて、さらに「全国大会に出る高校生の発表を楽しみに今日来ました」という中学生もいました。
最後に記念写真を撮って終了となりましたが、それからもあちこちで交流が続き、外が暗くなるまで語り合っている姿が印象的でした。今後もこうした交流会が続いていってほしいと、教員は思っています。