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学校だより
図書委員交流会in六甲
2025/02/16
2月16日、図書委員交流会に参加しました。
図書委員交流会には県私学図書館協議会主催のものと、どこかの学校が他校に呼びかけて行う非公式のものと2種類ありますが、今回は非公式の方です。参加したのは六甲学院、灘、神戸龍谷、そして雲雀丘学園です。六甲学院さんはじめ、どの学校さんともこれまで親しくさせていただいています。
六甲学院の図書館(学習センター)は校舎の最上階にあります。南向きの窓からは神戸の海が見えます。会は、①自校の図書館・図書活動の紹介②本かるた③ミニビブリオバトルの3部構成です。
まずは雲雀の図書館と図書活動の紹介です。図書委員長中心に本校独自の取り組みを説明してくれました。昨年の読書週間での取り組み「本のソムリエ」は今でも宝塚市立中央図書館で展示されています。またバレンタインデー翌日ということで、高2女子から手作りお菓子のサプライズプレゼントもありました。男子校の生徒たちは、それはもう喜んでいました。
次に本かるたです。これは本の中の文章が読み札、本の表紙が取り札となったかるたです。たとえば読み札「狸と赤シャツは例外である」と読まれたら「夏目漱石 坊ちゃん」をみんなで取り合います。もちろん読み札の文章により難易度は変わります。事前に参加者にも作成が課されていて、本校の生徒たちも頭を悩ましながら作っていました。本番では一人で何枚も取る生徒もいて、百人一首かるたさながらの白熱した戦いが繰り広げられていました。
そして最後にミニビブリオバトルです。参加者全員がグループにわかれて発表をします。そのグループから選ばれた代表者が決戦バトルという流れです。本校からは2名が決勝へと進みました。さらにはそのうちの1名が準チャンプ本を獲得しました。紹介した本は「マナーはいらない 小説の書き方講座」(三浦 しをん)でした。景品として図書カードが進呈されました。おめでとう!
終了後は六甲学院からの坂を下りながら、みんなで楽しくおしゃべりしながら歩いて帰ってきました(下山には約20分)。今後もこうした非公式の交流会含め、生徒たちには様々な交流を続けていってほしいと思います。六甲学院の皆様、ありがとうございました。