高3学年通信
成績が伸び悩む人へ
2018/12/04
スポーツでも仕事でもよくある「スランプ状態」は勉強でもよく起こります。
特に偏差値が低かった人がぐんぐんと成績を上げていくと、だいたい偏差値が60ぐらいのところで突然
上がらなくなるのです。本人は焦りますよね。
でもこれはプラトー現象が起きているのです。プラトー現象とは「高原」を意味し、頂上を目指して山登りを
していて険しい道や崖をどんどん登って行ったら、突然ぽかっと開けた高原に出た。頂上は遠くに見えている
のだけれど、高原がどこまでも続いていて、いくら歩いてもどうにも上がる気配がない…。
そんな状態のことです。こんなときの対処法は非常に簡単です。
「本当の基礎の基礎に立ち返ること」です。
これまでにやってきたことを、もう一回、基礎に戻ってやり直して下さい。
あるポイントで限界を迎えてしまうのは、最初の部分、スタートに問題があることがほとんどです。
基礎がしっかりしていないと、多くのものを集約しなくてはいけない難しい段階に来たときに、
力が拡散してしまいます。伸び悩む人は今までやってきた基礎を大切にしてみて下さい。