「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、連休明けからだいぶ涼しくなりました。「～の秋」という言葉がたくさん思い浮かぶ、何をするにもいい季節ですね。

現代文の授業では小説に入りました。小川洋子『バックストローク』。皆さんの心に響く何かがあるのではないかと思います。

図書室では司書の先生と図書委員の御協力のもと、「高２現代文コーナー」を作っていただいています。こちらは昨年度から度々お願いしているもので、これまでも星野道夫、宮本輝、村上春樹、江國香織などを特集していただきました。

今回は小川洋子と夏目漱石の代表的な作品や関係する書籍を、カウンター前にレイアウトしてくださっています。

漱石の『こころ』は２学期後半に学習する予定ですが、教科書に掲載されている以外も読んでおいてほしいと思います。

本は動画や映像と違い、自分のペース・自分の速度でその世界をイメージし、味わうことができます。どこにも逃げて行きません。あなたの気持ちさえあればいつでもそこにあります。読書の秋、こころ静かに好きな本に向き合ってみてはいかがでしょうか。