高3学年通信(64期生)
水前寺成趣園 〈エア〉修学旅行記③
2020/09/16
※以下の記述は「もし修学旅行に行っていたら…」という仮定のもとに書かれたフィクションです。
9月15日 2日目 〈水前寺成趣園見学〉
次の見学は水前寺成趣園。「このお庭、誰が作ったんかなぁ」と隣の〇〇ちゃんに聞いたら、「熊本だから細川氏じゃない?」と即答された。え?何で知ってるの?〇〇ちゃんカッコよすぎ!
9月とは言えまだまだ合服では暑いのだけど、このお庭に足を踏み入れた途端涼しい風が吹き抜けた。なんだかすごく落ち着く。とても綺麗に作られているのに、”自然のまま”という感じがする。
渡されたパンフレットを見ると、この庭の名前は陶淵明の詩『帰去来辞』からとって「成趣園」と名付けられたそう。「陶淵明ってどっかで聞いたなぁ。なんやっけ?」と後ろで△△君が言ってたので、思わず振り返って「漢文でやったやん。『桃花源記』を書いた人!」と答えたら、「あ~あ、そやった!さすが〜」と言われた。少し照れくさかったが、ふだんあまり話さない人とも気軽に話せてしまうのは、旅という非日常のせいかな。そしてソフトクリームが美味しすぎる。
「この近くに美味しい熊本ラーメンの店があるって、S先生言ってたけど何て店かなあ」
「明日の選択コース、おまえ何?」
「熊本市内散策やけど」
「市内からここまでどれくらいで来れんのかなぁ」
「ここまで来る気?計画表に書いてへんやろ?」
「人生、計画どおりにはいかへんからおもろいんやで」
「ここで人生語るとか、知らんし笑笑」
熊本ラーメンの店、ゆみちゃんに聞いてみよう。
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