高3学年通信(64期生)
霧島到着 〈エア〉修学旅行記④
2020/09/17
※以下の記述は「もし修学旅行に行っていたら…」という仮定のもとに書かれたフィクションです。
「着いたぞ」 隣の〇〇の声で目が覚めた。
ここはどこだ? 「霧島なんとか…ホテル。霧島って何県?」
誰もわかっちゃいない。バスに乗せられて運ばれて着いたら降りる。 さっきはコカコーラのえびの工場を見学した。雲雀といえばサントリー。ライバルのコカコーラの工場を見学するとは先生たちも思い切ったもんだ。敵情視察のあとはひたすら芝生を走り回った。突然走り出したくなるのが青春というもんだ。 それにしても移動距離やばくね?朝、島原温泉を出て熊本で城と庭を見て、えびの工場は宮崎県、そして今…霧島…。霧島って…鹿児島県か!1日で三県制覇!京阪神も三府県だけどレベルが違いすぎる。
てことは明日の選択コース、熊本市内散策じゃないんか。いま鹿児島やん。熊本ラーメンの夢は消えた。てか、あいつもわかってなかったな。熊本市内散策って言ってたもんな。バスガイドにラーメン屋聞いてたし。笑える。
バスを降りると高原の空気がひんやりとして気持ち良い。霧島高原、標高500Mか。遠くに来たもんだ。中学校の修学旅行は長野だった。隣の〇〇は沖縄だったって言ってたな。中学の時より解放感がハンパない。ここに2泊か。バスでたっぷり寝たから今夜は寝るつもりはない。寝るなんてもったいない。今夜は俺の部屋にいつメンが集合するのだ。一貫の奴らも呼ぶつもり。そして朝まで語る。これが修学旅行の醍醐味ってもんや。
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