高3学年通信(64期生)
100日をどう過ごすか
2021/10/08
共通テストまで、昨日であと100日となりました。学園の木々も少しずつ色づき始めています。
「あと100日もある」なのか、「あと100日しかない」なのか。
前者の捉え方の方がポジティブで一般に良いように思われますが、その人が置かれている状況によってそうとばかりは言えません。
ただ、残された時間は同じ「100日」ということ。
そして皆さんは毎日7~8時間を同じように学校で過ごしています。
志望校が定まってきて、自分の受験科目ではない科目の授業もあるでしょう。その時間をどのように過ごしていますか?ぼんやりしたり居眠りしたり(「今は疲れを取るときさ」)、別の科目の勉強(「自分は一刻も無駄にしないのだ」)をしたりしていませんか?
そのような過ごし方は本当に「合理的」と言えるのでしょうか。
入試では自分のわかる問題ばかりが出題されるわけではありません。もちろんたくさん勉強して万全の準備をして臨むわけですから、試験当日は「わかる!解ける!」とノリノリで解いていってほしいですが、残念ながら大学受験はそんなに甘くない。緊張して頭が真っ白になることもあります。
それでもおちついて、何としてでも解答の糸口を見つけ出し、自分の持っているすべてを総動員して解いていくわけです。たった一人で。
この練習ができるのが、「授業」という新たな課題が与えられる時間なのです。休んでいてはもったいない。自分のことだけ考えて視野を狭くしていたら、結局自分の手が届く範囲も狭いままです。
来週からの中間考査も全力で挑んでください。
中間考査の4日間も100日のうちです。
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