高3学年通信(66期生)
自分で「いいね」
2020/09/07
エンカレフェスから週が明け、また授業スタート、という時に休校になってしまいました。1日休みが増えましたね。ゆっくり体は休めたでしょうが、自宅で勉強はできていたでしょうか。明後日には漢字大テストがあります。しっかり対策してくださいね。
明日からこそはスタートすると思って、気持ちを切り替えてください。では、今週もスタートです。まずは昨日の日めくりカレンダーから。
誰もが一度は聞いたことのある言葉でしょう。世界でも、同じような意味の言葉がたくさん存在します。ところで、皆さんはこの言葉をかけてもらった側でしょうか。誰かにかけてあげたことはありますか?そんなに多くはないかもしれませんね。いずれ、この言葉を誰かに言ってあげる時がくるかもしれません。その時、きっと優しい気持ちで「大丈夫だよ」と念じながらおまじないをかけてあげることでしょう。「ああ、こんな気持ちなんだな」と実感してほしいものです。
そしてもう一つ、本日の日めくりカレンダーです。
誰かから、「いいね」とか「羨ましい」とか、何かしらのプラス要素の反応が無いと不安で気持ちが落ち着かない、あるいはそんな反応を無性に求めて行動している、なんて人が現代にはいるような気がします。それ自体は悪いことだなんて思いません。それを見て、自分もそうしたいと人に思わせられれば、誰かにエネルギーを与えられているようなもので、ある意味では誰かを救っていることもありますから。
ただ、何となくやるせない気持ちにもなってしまいます。私たちは基本的に、他人による承認を求めるのは確かなことで、それによって自分というものを確立してはいますが、自分なりの価値判断の基準や考え方というものもあるはずです。他人が何と言おうとこれは私にとって譲れない、誰かに笑われたってこれだけは自分にとって大切なものなんだ、という一番その人としてブレないでほしい部分があるはずです。それが無いままに、誰かに「いいね」と言ってもらうことだけを求めてしまうと、何だか他人の寄せ集めのような自分になってしまいそうです。さて、皆さんにとって自分の芯はどこにあるのでしょう。他の誰からでもなく、自分で自分に「いいね」と自信を持って言える何かを探してみてください。
学校ブログ
- トップページ
- 高3学年通信(66期生)
- 自分で「いいね」