高3学年通信(66期生)
一回きり
2020/11/24
先週末とは打って変わって、ずいぶん寒さが戻ってきましたね。イチョウの木もめっきり葉を落としてしまいました。
ここから一気に寒さがたたみかけてくるのでしょうか。体調に気をつけてくださいね。
さて、連休が明け、また一週間が始まりました。今週は登校日は4日だけ。短い一週間ですが、前半は授業、後半は考査です。連休の感覚に引っ張られてのんびりしていると、考査に気持ちが間に合いませんよ。サッと気持ちを切り替えて、頑張ってくださいね。
また、本日「個人懇談のお知らせ」を配布しました。いつもと少し形式の違うものですが、ご家庭でご確認ください。
連休でしたので、まずはその分を紹介しましょう。
私たちの人生は一度きり。あらかじめ知っている人生を歩むことはありません。毎日同じようなことの繰り返しでも、その日その時はそれ一回きりのこと。一つとして、「同じこと、同じ時間」を経験することはできません。どんなに些細なことでも、それ一回きりの特別なことなのです。
人も一緒。一人として、同じ人はこの世にいません。同じ名前の人がいるじゃないかと思うかもしれませんが、それは名前が同じなだけで、人としては違う存在です。そんな違う存在同士が関わり合っているから、世界が成り立ちます。誰かの名前を呼ぶとき、自分の名前を呼んでもらうとき、私たちの繋がりということを少し意識してみてください。
さてもう一つ、本日の日めくりカレンダーです。
天気に限らず、良い出来事や良い気分など、その状態を保存できればどんなに素晴らしいでしょう。しかし、上にも書いた通り、私たちの人生は一回きり。どんなことも一回きりのことです。その時その場で起こっていることは、二度と「同じ」ようには起こりません。逆に言うと、その一回きりだからこそ価値があるのです。私たちの周りに起こっているあらゆる一回きりを、精一杯感じて生きてほしいものです。
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