高3学年通信(66期生)
特別な日
2020/12/21
終業式から週が明け、冬休みのスタートです。各クラスの担任はそれぞれ懇談を行っています。
懇談の場にもパーテーションを設け、感染対策をしています。教室入り口には手指消毒液を用意していますので、ぜひご活用ください。
23日まで各担任は懇談を行っていますが、その間、学年団や教科担当の先生方がそれぞれ講習を開いてくださっています。
こちらは古典の文章読解講座です。普段の国乙の授業では文法を主に学習していますが、今回は、その文法を使って文章を読んでみようという講座です。なかなか難しそうですが、頑張って挑戦していました。
こちらは、指名者の学習会です。二学期の考査を基準に、今回上手く結果が奮わなかった人を対象にしています。授業という形ではなく、自学自習の形態をとっています。それぞれ自分の課題に取り組んでいました。
今週いっぱい講習は続きますが、前半と後半では内容が変わります。時間割を確認しておいてくださいね。では、今週もスタートです。まずは昨日の日めくりカレンダーから。
「予定」とは、行事などの日程をあらかじめ決めておくこと、という意味でも使われますが、場合によっては、「〜するつもりだ」という意味でも使われます。はっきりと決まっていないことでも、言いようによっては「予定」です。もしかすると、「予定」と言うことによって本当に「予定」になるかもしれません。とすれば、希望していることを「予定」と言えば、本当にそうなるかもしれないということですね。思っていることは口に出してみる、ということは案外大切なことかもしれません。
ではもう一つ、本日の日めくりカレンダーです。
クリスマス、ハロウィン、バレンタイン、もはや、日本にもともとあるお祭りの日より大きなイベントになっているかもしれません。外国からやってきた特別な日は、知識として知っていることではなく、今や当たり前のように特別な日となっています。
「当たり前のように特別な日」とは妙な言い方ですが、人々の共通認識の基にそれは成り立っています。誰に大々的に知られていなくても、家族の誰かの誕生日は家族の中で当たり前の特別な日だし、友だちや恋人同士で共通の意識のもとなら、なんでもない日が特別な日になるでしょう。世間に決められたわけではなくとも、とある人にとって7月6日が記念日であるように、誰かと気持ちを共有できるのならば、当たり前の日々の中に特別な日は存在するものです。
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