高3学年通信(66期生)
福を詰める
2021/02/02
昨日と打って変わって、今日は穏やかな1日でしたね。気温も暖かく、暖房をつけていると少し暑いくらいで、換気にはちょうど良い日でした。
そんな絶好の運動日和でしたが、残念ながら今日は体育の授業はありませんでした。代わりに、たくさん芸術の授業がありました。
こちらは書道の授業。今は、卒業ソングの歌詞を書いているようです。66期の卒業まで、あと50日。こんな時に聞く卒業ソングは心に響きますよね。思い浮かんでいる歌詞に、じっくり向き合ってみてほしいものです。
こちらは美術の授業。皆さんいろいろな作業をしていました。まず、今日の大事なものとしては螺鈿(らでん)工芸の完成です。
何だかすごく綺麗ですね。螺鈿(らでん)とは、伝統工芸の一つで、貝殻の内側の虹色光沢の部分を使い、装飾を施すことを言うのだそうです。皆さんは、お皿の装飾をしていました。思い思いの模様が描かれていて、綺麗です。完成したものはまた飾ってくれるそうで、お披露目が楽しみです。
もう一つ、皆さんが夢中になって取り組んでいたのが、折り紙建築です。
これはなかなか見事な作品ですね。一枚の紙に切り込みを入れ、折り曲げて立体を作り出しているようです。こんなふうになるなんて、面白いですね。こういう作品も、展示したいものです。
では、本日の日めくりカレンダーです。
皆さんの鞄には、教科書やノートがたくさん詰まっています。それは、目にみえるもの。目に見えないものとしては、どんなものが詰まっているでしょうか。鞄でなくても、心の中に詰まっているかもしれませんね。その日1日をどんなふうに過ごそうかという楽しみ、授業に向けてのやる気、クラブにかける熱意、友達と共に過ごせる喜び。いろんなものが詰まっているでしょう。そして、学校に来てから持ち替えられるものもあるでしょう。その日あったことを思い出として持ち帰ります。目には見えなくても、心に詰めて持って帰りますね。持ち帰ったら、ぜひ外に出してください。家族と話し、披露してください。そうしてまた次の日、新しいものを持って帰ってください。さて、今日はどんな「福」を詰めて帰ったでしょうか。
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