学校ブログ

高3学年通信(66期生)

歌声よ届け

2021/03/06

考査前半戦が終了しました。今日の科目は代数・国乙でした。今日はなかなかの強敵だったようで、皆さん必死でしたね。

最後の最後まで、何とか食らいつこうと考え込んでいました。結果が楽しみなのか、怖いのか…。ともあれ、少し休憩です。一息ついて、来週の考査に備えてください。月曜日の科目は公民・理科1です。週明け、これはこれで後半戦の山場ですね…。頑張ってください。

考査が終わってすぐ、皆さんには講堂に集まってもらいました。卒業の歌の録音本番を迎えました。

前後左右の間隔を明け、窓を開けて換気もし、出来る限りでの対策をして短時間で行いました。授業の時間も十分でなかったと聞いていますが、そんなことを感じさせない歌声、卒業に向けた思いのこもった歌声でした。録音のために聞いていましたが、ちょっと、グッと来るものがありました。どんな録音になっているのか。楽しみにしていてください。卒業式当日は、実際に歌うことはできません。そのことは非常に残念ですが、どうかこの録音という形でも、それぞれの仲間に、ご家族の方々に、先生方に、66期の歌声が届くことを願っています。

さて、今週も終わりです。考査中ですので、お休みという気分でもありませんが、少し休んで、来週の考査の対策に臨んでください。では、本日の日めくりカレンダーです。

草木に水や栄養をあげるとは言っても、餌をあげるとは言いません。対して、飼っているペットに餌をあげるという表現はよく使います。餌とは普通、生き物の食べ物と考えられていますが、どこか「管理して支配している」という感じを受けてしまいますよね。管理してあげなければ枯れてしまうという意味では「餌」かもしれませんが、植物も生きているという観点では「ご飯」という方が良いのでしょうか。

どちらも水や栄養を与えていても、言い方一つで印象が変わります。そこに意図されている心も、受け取る意図も異なるでしょう。私たちの思考を表現するはずの言葉が、私たちの思考とは違う意図を表現することがあるのです。こう言うとあまり良くない印象を持ちますが、時にそれは、上手く転がって良い効果をもたらすこともあります。特に子どもが、言い間違えてしまう表現や、語彙力の不足で妙な言い方になってしまうものなんかも、捉え方によってはハッとさせられるものがありますよね。それを「言い間違い」と言えば単なる間違いかもしれませんが、「独特な表現」と言えば奥深さを感じるでしょう。そういう意味で物事には本来、二面性というものがあるのかもしれません。最初は間違っていると思っていることも、後から考えればそれで良かったんだと思えることがあるように。

pagetop