高3学年通信(66期生)
余白のある生き方
2021/05/19
今日も雨、なかなかスッキリしませんね。雨の影響で、予定されていた高校集会は教室でZOOMを用いて行われました。
まずは賞状伝達から始まりました。今回は66期からも受賞者がいました。素晴らしいですね!皆さんのますますの活躍を期待しています。
その後は、各クラス先日受験したスタディーサポートの振り返りが行われました。
全体のデータを参照しながら振り返りました。まだあまり実感が湧かないかもしれませんが、すでに進路指導は始まっています。一つ一つの模試を大切にしてください。
さて、試験勉強は進んでいるでしょうか。土日の時間が使えるとはいえ、量も多く内容も難しいです。平日に使える時間は少ないでしょうが、上手にやり繰りして対策を進めてくださいね。
では、本日の日めくりカレンダーです。
どんなことにも道が開かれている現代、自分のやりたいこと、興味のあることに自由に取り組める時代です。自分に向いているか向いていないかで物事を判断することもありますね。本人の意思と努力次第で、何だって選択できるという点では良いですが、気をつけなければ、ただの選り好みになってしまいます。それは自分勝手と無責任につながります。「これは自分には関係ない」「自分のやりたいことじゃないから出来なくていい」そんなふうになってしまいます。何だか冷たく感じてしまいますよね。
取捨選択することは大切ですが、少しくらい、「余白」というものがあっても良いのではないでしょうか。それが必要かどうかはわかりません。でも、必要か必要でないかだけで物事を判断し始めると、単に目的を達成できればそれで良し、過程も何も関係なし、というように、人間味が無くなってしまって味気ないです。私たちはロボットではありません。必要でないことだって、面白いと思える感性を持っているはずです。そうやっていろんなことを知っているから、人としての深みというものが出てくるのではないでしょうか。「余白」というものを楽しめるくらいの姿勢を持っていたいものです。
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