学校ブログ

高3学年通信(66期生)

絶妙な微妙

2021/05/22

昨日の休校から一夜明け、無事に登校してくれてよかったです。今日からしばらくは午前中の登校のみ。体力的には、少し余裕が出てきますね。

さて、今週も終わりましたが、来週はいよいよ定期考査です。高校生になって初めての定期考査、これまでとはおそらく問題のレベルが違うでしょう。どの教科も、健闘を期待したいところです。

試験期間になると、よく午後の時間にも自習で残っている人がいるのですが、緊急事態宣言への対応により、14時に下校とさせてもらっています。時間には気をつけてください。また、提出物などの指示が出ている科目もあるかと思います。評価に直結するものでもあります。一つ一つ丁寧にお願いします。

では、今週もお疲れ様でした。本日の日めくりカレンダーです。

何に対しても、印象というものはつきもの。すごく良いとか、面白くないとか、カッコいいとか可愛いとか、良いにしても悪いにしても、物事に対しての感動というものを私たちは持っています。

しかし時に、その印象がはっきりしない時がありますね。「悪いわけじゃないけど、思い切って良いとは言えないなあ」とか「良いのは良いんだけど、飛び抜けて良くはないんだよなあ」なんていうふうに。そういう時、私たちはよく「微妙」という表現を使います。その「微妙」という表現だけを聞くと、何だか良くないような印象を持ってしまうかもしれませんが、違う見方をすれば、そこには印象の余裕があるということ。何もかもが「良い」であると、その人はその人だけで完結してしまっていて、近くに寄ることができません。でも、「微妙」な部分が残っていると、自分がそこを補ってあげることが出来ます。その度合いが絶妙なら、きっと一緒にいて心地よいですよね。何かを「微妙」と感じることがあっても、いずれはそれが絶妙になる日は来るかもしれませんよ。

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