高3学年通信(66期生)
人生はしりとり
2021/07/24
夏休みが始まって3日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。宿題には取り組めていますか?クラブに忙しくしているでしょうか。外は随分暑くなってきました。熱中症には気をつけてくださいね。
さて、来週は希望者講習が行われます。自分の講座は確認できているでしょうか。8:30から1限目がスタートします。時間に遅れないようにしてください。
そして、講習の準備をして校内を歩いていると、また廊下に掛け軸を見つけました。
66期の書道部が書いたもののようです。良い言葉ですね。この夏、なかなか制限なしに自由に、とはいきませんが、せっかくだから、ちょっと背伸びをしていろんなことにチャレンジしてみてほしいと思います。その一歩が、夢に飛び出すための助走になるかもしれません。
お休みに入って早くも曜日感覚が狂ってはいませんか?今週もこれで終わりです。来週に向けて、力を溜めておいてくださいね。では、昨日までの日めくりカレンダーを紹介します。
亭主関白という言葉があるくらいですが、今どきはどうでしょうか。どちらかというと、嬶天下(かかあでんか)が多いのでしょうか。家庭によっても形は様々でしょうが、大事なのは、どちらが権力を握るのかではなく、バランスが取れているかどうか、そして、お互いがお互いを思いやれているかどうかでしょう。もちろん、このことは夫婦という関係に限らず言えることですね。ふと立ち止まって見回してみると、そんなパワーバランスの問題はありませんか?
もし、ちょっと思い当たるようなことがあるのなら、勇気を振り絞って心の内を伝えてみてはいかがでしょう。直接話せるのならそれが一番いいですが、難しいなら、ぜひお手紙で。画面に文字を並べるだけで簡単にメッセージをやり取りできてしまう便利な時代ですが、だからこそ、気持ちを伝えるなら、温かみがわかる形の方がいいですよね。手紙を書くとそこにあなたの手が触れ、身体の感覚が乗り移ります。読む人はきっと、そこにあなたの手の温もりを感じ取れるでしょう。たまには、大事な気持ちを手紙にしたためて、お互いを思いやれる心を確認してみるのはいかがでしょうか。
さてもう一つ、本日の日めくりカレンダーです。
誰もが一度はしりとりをしたことがあるでしょう。上手く言葉がつなげれば気持ちがいいし、何気なくやっている遊びかもしれませんが、そのルールは実によく日々の生活に当てはまります。既に起きた出来事から結果が導かれ、その結果に従って次の出来事が起こるという日常は、前の人が言った最後の一文字を次の人がつなげていくという形式に似ていると言えないでしょうか。勝手気ままに思いのまま生きていけるなら気楽かもしれませんが、人生そう簡単なものでもなく、自分の行動の結果には必ず周囲の反応がついてくるもので、その繰り返しが人生の形そのものと言えるのならば、少々強引な言い方かもしれませんが、人生や世の中は、しりとりのようなものと言えるかもしれませんね。狙い通りにいかないこともたくさんあるでしょうが、何とか人生というしりとりを続けてください。いつかそのしりとりが続けられなくなったその時が、命の終わりの時になるのかもしれません。
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