高3学年通信(66期生)
「弱い」方がいい
2021/09/13
また一週間が始まりました。今週は金曜日がオンライン授業の予定です。まずはそこまで、平常の授業で頑張りましょう。
9月も中旬に差し掛かり、少し涼しくなってきました。ずいぶん動きやすい気温になりつつありますが、体育の授業は何をしているのでしょう…?
体育館では男子がマット運動をしていました。今日は主に前転と後転の練習だったようです。流石に男子、どんどん挑戦していました。あっちでコロコロこっちでコロコロ、ちょっと目が回っている人もいましたね。
さて、女子はどこにいるのでしょうか…?
校庭でハードルの練習をしていたようです。今日はまだたくさんのハードルを飛ぶことはせず、体の動かし方の基本を練習していました。近いうちにタイムも測るでしょう。良い記録を狙ってください。
すでに疲れた顔をしている人もいましたが、まだ一週間は始まったばかり。今週も頑張ってくださいね!では、まずは昨日の日めくりカレンダーから。
難しいこと、大変なこと、いろいろと難題に立ち向かわなければならないことはたくさんあるでしょう。失敗が怖くなったり、心が挫けそうになったりすることもあるかもしれません。それもこれも、全部自分の成長の機会と捉えられるには、よほどの前向きな気持ちが必要です。逆に言えば、気持ちの持ちようで、人生は常にプラスに進めることができるということです。その時だけ気持ちを強く切り替えて、というのはできません。普段から、前向きな姿勢でいることが大切でしょう。
では、もう一つ、本日の日めくりカレンダーです。
みんなのために一生懸命な人は素晴らしい人です。誰かのためを思って行動しているわけですから、とても思いやりのある人のように思えますよね。でも、「みんなのため」と思うあまり、何もかも一人で背負い込もうとしていないでしょうか。自分のことはいいから、自分が苦しい思いをすればみんなは苦しまずに済む、そんな風に考えてしまっていないでしょうか。
時にはそういう姿勢も必要かもしれません。でも、その空気が周りの人に伝わったとき、みんなが思うのは「申し訳ない」という気持ちです。そんなにやってくれて申し訳ない、一人だけあんなに頑張ってかわいそう、そんな印象をもってしまいます。「みんなのため」にやっているということは、ちょっと見方を変えれば、「みんなでやること」です。つまり、一人がみんなのためにやるのであれば、他の一人も「よし、自分も頑張ろう」と思うことが大切です。「みんなのために」というあなたの頑張りが、「ごめんね、かわいそう」という気持ちに変わるか「ありがとう、頑張ろう」という気持ちに変わるか。人はそんなに完璧に強くはありません。強い存在であろうとして自己犠牲を払うことが大事なのではありません。むしろ少し周りに頼りながらも、みんなを巻き込んで推進させる「弱さ」こそが大切なのです。
~今日の配布物~
・ZOOMの利用方法
・EUによる出張授業のお知らせ
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