高3学年通信(66期生)
3%の価値
2021/11/13
久しぶりによく晴れた一日でした。今日は1限のみの授業で、その後は職業人レクチャーが行われました。
どの方々も興味深いお話をしていただきました。普段接しているご家庭の方や学校の先生以外にあまり多くの職業に触れることがない皆さんにとって、とても良い機会になったとおもいます。どの方々もおっしゃられていたことですが、
「どんな仕事であっても、社会に貢献できるから仕事として成立している」
「楽なことを選んでも、結局どこかで大変なことがある」
「どんな巡り合わせであっても、その巡り合わせに挑戦しようということが大切」
ということが印象に残っています。まだまだ、実感として腑に落ちないことだってあるでしょうが、どうかイメージだけでもしっかりと心に残してほしいと思います。これから本格的に文理選択をし、自分の進路を選択していくことになります。なるべくたくさん、このような機会を持てるといいですね。
さて、今週もこれで終了となります。いろいろと慌ただしい一週間でしたが、お疲れ様でした。来週は少し落ち着いて授業に臨めるでしょう。期末考査二週間前の期間になります。対策を始めていきましょうね。それでは、本日の日めくりカレンダーです。
人生100年と言われる時代です。100年200年前では考えられないことでしょう。もっと前なら、50歳くらいまでしか生きられなかったわけですからね。
一生が100年だとすると、そのうちのどれくらいの時間、自分の好きな人と一緒にいられるでしょう。皆さんは今、学校という決められた空間で決められた時間一緒に過ごすことができています。この年月は3年しかないわけです。人生の中の、たった3%しかありません。皆さんにとってはとても濃密な時間だし、なかなか頭でわかっていても心が動いてくれないというジレンマも感じるでしょうが、多少嫌なことやつらいことがあっても、この3%を捨ててしまうのはもったいないと思いませんか?この3%のせいで残りの大多数の部分を台無しにしてしまうのは残念ではないでしょうか。この環境で時を共有できるのは3%しかない。ちょっとくらいの嫌なことにめげずに、どうかのこ月日を大切にしてください。
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