学校ブログ

高3学年通信(66期生)

観念を柔らかく

2022/01/19

入試休みが明け、また授業が再開しました。若干休みボケがあるような空気でしたが、何とか気持ちを気持ちを授業に向けてくれていました。

6限目のHRの時間には、避難訓練が行われました。

震災から27年、当時皆さんはもちろんまだ生まれていません。どれだけの被害が出たかということも、いまいちわからないでしょう。そんな被害のことなど実感せず、被害も受けないのが一番ですが、災害などいつ起こるかわかりません。ある意味今まさに災害に見舞われているといってもよい状況です。今送っている当たり前の日々は一瞬で奪われてしまうかもしれない。その日々の大切さと災害への備えを忘れてはなりません。

そして、その後のHRの時間には模試の振り返りをしました。今年の共通テストも終わり、いよいよ66期の試験も2年後となりました。まだまだ先と思えるかもしれませんが、そう遠くない年月です。来週にも模試を受けますが、一つ一つの機会を大切に、精一杯取り組んでほしいと思います。

では、こちらも再開します。本日の日めくりカレンダーはこちら。

今の時代、男ならこうする女ならこうする、というのはあまり好ましく思われませんよね。男性だって炊事家事をしますし、女性だって工場工事現場で働きます。キャリアウーマンとかイクメンという言葉すら、男女の固定観念によるものなのかもしれません。

これはこうするもの、という「普通なら」とか「当たり前」はどの世の中にも存在するものですが、そこにはある程度の固定観念が存在します。物事を考えるための基準として捉えられるものならば問題はないでしょうが、相手を蔑視したり不利な立場にするようなことがあってはいけませんね。自分なら普通はこう考える、ということも、相手にとってはどう思えるだろうか、という視点が常に求められている時代です。自分にとっては意外で受け入れがたいことがあっても、その奥にある相手の考えや気持ちを想像しなければなりませんね。

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