学校ブログ

高3学年通信(66期生)

人生は油絵のよう

2022/03/18

生憎の雨でした。今日は講習最終日、最後の最後まで、皆さんよく頑張ってくれました。いろんな講習が開かれていましたが、今回は社会の講習もありました。

残念ながら既に講習は終わっていて様子を見ることはできませんでしたが、皆さんよく取り組んでくれたと聞きました。日本史の講座では来年の予備知識として、知っていてほしいことや大切な内容の解説が主だったようです。世界史の講座では多くの問題に取り組み、グループで話し合ったりなどして入試問題にもチャレンジしたようです。貴重な講習を受けられたようで、よかったですね。

さて、これで高1としての授業も全て終わり、残す登校日も修了式のみとなりました。これが、いよいよ高1としての最後の1日となります。きちんと高1を終わらせられるように、区切りの1日、皆さん元気に登校してください。この日は通知簿を渡す他、靴箱も空にしてもらいますので、上靴を持って帰られる入れ物を用意してください。

では、春期講習お疲れ様でした。少しでも、皆さんの成長のきっかけになってくれていればと思います。ここからは、気持ちを切り替えて、これまでの復習や春休みの課題に取り組んでください。本日の日めくりカレンダーはこちら。

人生いろんな出来事が起きますが、その時強烈に覚えていても、忘れてしまうことは多々あります。ただ、忘れてしまうのは思い出せないということであって、その記憶や経験を無くなってしまったのではありません。新しい記憶がどんどん上に重ねられていって、取り出しにくくなっているだけなのです。

そういう意味では、人生は油絵のようなものなのかもしれません。いろんな出来事があっても、どんどん時は流れていって、描いていた下地の上にどんどん新しい色が塗られていきます。近い時間であればまだ絵の具が乾いていませんから色が混ざるだろうし、日が経って乾いていれば下地は見えなくなってしまいます。でも、見えなくなっただけで無くなったわけではありません。私たちの人生は、そうやって見えなくなった色が土台となってできている。思い出せなくなったことがあっても、あなたの中にはちゃんとそれは積み重なっているのです。

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