高3学年通信(66期生)
本当に伝わるもの
2022/04/21
今日は久しぶりに雨が降りましたね。気温も比較的涼しく、皆さん心なしか元気が無さげでした。それでも、授業はいつも通り行われ、授業になればいつも通り集中して取り組んでいます。
問題演習をしたり、解説を聞いたり、自分たちで話し合ったり、いろいろな授業が展開されています。また、あるクラスでは、去年に引き続きEIPの授業が行われていました。
今日はビデオを見てその内容を理解し、お互いに確認し合ったり話し合ったりという授業でした。リスニング的な要素も鍛えられそうですね。かなり早い発音で、聞き取るのが難しかったです。二酸化炭素やメタンガスなど、環境破壊に関する有毒ガスの発生についてのアニメーションビデオで、自動車から二酸化炭素が排出されて良くないなんて話はよくあるのに、実は普通の一般家庭からも生活の過程で同等の量のガスが排出されているのに、誰も問題にしていない、なんて話もありました。英語で英語の勉強をしながら、別の問題のテーマについても学んでいます。ぜひ、一生懸命に取り組んでほしいものです。
さて、今週も終盤です。授業が始まって二週間、少し疲れも溜まってきていることでしょうが、何とか最後まで頑張りましょう。では、本日の日めくりカレンダーはこちら。
何気なくしゃべっているつもりでも、少し話の内容を誇張してしまうことはありませんか?場を盛り上げたかったり、見栄を張りたかったり、その時心の底で渦巻いている心理はわかりませんが、誰しも少なからず経験があるのではないでしょうか。
私たちがものを伝える時に最も使っているのは言葉です。ほとんどの人が、口からその言葉を発しています。口から出てくる言葉がでまかせばかりでは困りますね。その誇張は災いの元です。かといって、何でもかんでも本当のことをストレートに言う真実の口もいかがなものでしょう。ある映画で登場人物の会話の中に、
「嘘つきはだめか?」
「いいんじゃないでしょうか。人を幸せにする、優しい嘘なら」
というやり取りがありました。それなら嘘をついてもいいとは言いません。でも、私たちが発している言葉というものは、真実かどうかということに加えて、何か心を伝えるものであるということを忘れないでいたいものです。たとえその言葉が誇張されたものであっても、ちょっとした嘘であっても、本当の心が伝わっているということが大切なのかもしれませんね。
〜今日の配布物〜
・図書だより
・探究ゼミ開講案内
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