高3学年通信(66期生)
偶然に意味を
2022/04/09
始業式から一夜明け、授業がスタートしました。各クラス、ガイダンスを始め授業が行われています。
昨年度にもお世話になった先生方もいらっしゃいますが、今年度新しく担当していただく先生方も多くいらっしゃいます。特に今年から、文系理系にコースが別れ、授業の科目数にも違いが生まれています。その分多くの先生方に授業をご担当いただくわけです。ありがたいことですね。来年の大学受験に向けての基礎の時期です。一つ一つの授業を集中して受けてください。
さて、一日休みを挟んで、来週からいよいよフルサイクルでの授業のスタートです。しばらくは体力的にもつらいかもしれませんが、始めが肝心です。頑張りましょう。では、差し当たり今週もお疲れ様でした。本日の日めくりカレンダーはこちら。
「ローマの休日」という映画を知っているでしょうか。少し古いですが、グレゴリー・ペックとオードリー・ヘップバーン主演の映画で、ヨーロッパ各国を表敬訪問中だった王女アンがこっそり城を抜け出し、偶然出会った新聞記者のジョーとローマで時を過ごすという映画です。強烈なインパクトがあるわけではありませんが、何か心の中に、切なくも暖かい気持ちが生まれる映画です。
偶然の出会いから状況が一変するということはよくありますね。新しい学校に入学したり勤め先に入ったりすると、初対面の人と偶然出会うわけです。たとえ見知った相手でも、学年が変わったり配属先が変わったりして同じ場所に居合わせると、それもある意味偶然です。私たちは、常に偶然に居合わせて過ごしています。つまり、その偶然を「なんでもないこと」とするか「偶然起こった特別なこと」とするかは、自分次第ということです。偶然見つけた王女と関わろうとしたから、その出会いは特別なものになったわけですからね。ぜひ、今目の前に広がっている偶然を特別なものにできるように、精一杯関わって行動してみてください。
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