高3学年通信(66期生)
切り捨て御免
2022/09/30
9月最終日、よく晴れた一日でしたね。朝晩涼しくなり、メタセコイアもだいぶ秋の装いになってきました。
ところが、日中は気温が随分上がり、また夏に戻ったような気分です。調節が難しいですね。この暑い中でも、午後の体育は頑張ってくれていました。
体育館で行われていた男子の体操競技を覗いてみました。鉄棒・鞍馬・平均台・跳び箱など、様々な競技の練習をしていました。流石は男子高校生。みんな身体能力が高いですね。たくさん練習して技を磨き、体も鍛えてください。
そして、平常の授業も頑張ってくれています。朝から夕方まで、集中して授業に臨んでくれていますよ。
テストも近づき、授業をする方も受ける方も力がこもります。明日で今週も終わり、そして来週一週間がテスト前最後の一週間。中間考査に向けて、あと一踏ん張り頑張りましょう。
日本人は、「だいたい」とか「〜くらい」という表現をよく使います。もともと、決めつけることをあまり好まない性質があるのかもしれません。そのおおよそを良しとする考え方は良い面も多いですが、厳しい言い方をすれば、中途半端な状態を作ってしまったりもします。
上手くいかなかったことがあったとき、それでもほぼクリアという状態であったとして、「まあだいたい出来ているからいいだろう」とすることも出来るかもしれません。寛容で優しいように思えますが、実際は求められたレベルはクリアしていないわけです。仮にそれが試験だったならば、1点が足りない状態は、ほぼOKとは言えても合格とは言えませんよね。その「だいたい」によってその場は何となく救われるかもしれませんが、根本的なところでは、解決にも成長にも繋がっていないのです。「まあこのぐらい」がちょうど良い塩梅のことなのか、少々厳しく感じても、その人のためを思って切り捨て御免とするのか。時にはそこをはっきりさせることも必要かもしれませんね。
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