学校ブログ

高3学年通信(66期生)

信頼するから休む

2022/10/14

考査最終日、今日の試験科目は文系が理科演習・数学Ⅱ、理系は化学・数学IIでした。最後の最後まで、よく頑張ってくれていました。短いテスト期間でしたが、お疲れ様でした。来週には結果も返ってくるでしょう。しっかり復習してください。

さて、明日がお休みになっている都合で、また二連休に入ります。少し体を休められますかね。しかし、今月末には模試がありますし、漢字検定も来月に迫っています。テストが終わったばかりであまり気は進まないかもしれかせんが、この休みの間、少しは手をつけておいてほしいところです。

日本人は働き者だとよく言われます。今でこそ働き方改革という言葉も叫ばれ、なるべく労働の負荷を軽くしようという動きは見られますが、やはり根の部分では真面目さは健在のようです。

たまに、自分が休んだら周囲に申し訳ない、という人もいます。もちろん、その人でないとわからないことだってあるし、代替不可能な内容であれば簡単に休むことは出来ないかもしれません。でも、ちょっと嫌な見方をすれば、それは周囲を信頼し切っていないから休めない、という風にも映りかねません。仕事にしろ、学校にしろ、その他何か集団の中においては、あなたは他者との関係性の中に置かれ、お互いの信頼関係があってこそコミュニティーは成立します。互いに信用し、誰かの穴を誰かがカバーするからこその仲間です。あなたが休むのはもちろん自分を大切にするためですが、同時にそれは、あなたを信頼しているから任せるね、という意味もあるのです。休むことは不真面目ではありません。むしろ真面目に、仲間を信頼しているからこそできることなのです。

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