高3学年通信(66期生)
月の輝き
2023/01/18
少し長い休み明けでしたが、授業は問題なく受けられたでしょうか。今日は6限目に、避難訓練がありました。
地震を想定した避難訓練でした。素早く机の下に身を隠し、校庭に速やかに集合してくれました。阪神淡路大震災から28年。66期の皆さんはまだ生まれてもいませんね。東日本大震災からでも12年が経とうとしています。時間が経つにつれて災害による傷跡も風化していくものですが、どんな時でも明日は我が身です。この教訓を忘れないようにしたいものですね。
さて、共通テストチャレンジが終わりましたが、自己採点はしてくれているでしょうか。各クラスHRで点数を集計させてもらっていますので、記入がまだの人はよろしくお願いします。そして、明日からの2日間は模試になります。初めてのマーク模試ですね。緊張感を持って頑張りましょう。
自分で光を発することのできる星を恒星と言いますね。太陽がその代表例です。私たちが生きているこの地球は惑星。恒星の周りを回っている星です。そしてその惑星の周りを回っているのが衛星。人工衛星なんて言葉をよく聞きますよね。月も衛星の一つ。地球の周りを回っています。
月は自分で輝いているわけではありません。太陽の光を受けて輝いています。地球からもっともはっきりとその姿を確認できる衛星である月の満ち欠けに、日本人は古くから風流を感じてきましたが、知らないうちに、何か別の物の力を借りて輝くその姿に、奥ゆかしさを感じてきたのかもしれません。私たち人間も同じです。自分ひとりで輝くことは決してできません。私たちが輝ける場所には、必ず誰か他の人の力が加わっていることを、いつも忘れないようにしていたいものです。
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