学校ブログ

高3学年通信(66期生)

儚さに似た関係性

2023/04/24

連日、体育大会やエンカレの様子をお伝えしていましたが、もちろん授業もきっちり行われています。

どの授業もレベルの高いものばかり。高3になって、演習系の授業も増えましたね。授業ごとに今まで以上に頭を使って疲れるでしょうが、一つ一つが受験勉強。何とか頑張っていきましょう。

6限目のHRでは、体育大会に向けての各競技の出場メンバーを話し合った他、受験に向けてのスケジュールのお知らせがありました。

ここまでくると、全てが自分事。集中して聞いてくれていますね。受験のスケジュールは本当に煩雑です。大変な作業ですが、一つ一つ丁寧に確認していきましょう。

学校に行けばだいたい同じようなメンバーで過ごすし、家に帰れば家族がいるし、気が向いた時にはたいてい同じ人と遊びに行ったり電話をしたり。私たちにはある程度「お決まり」の人間関係というものがあります。この関係性が、私たちにある種の安心感として作用することは言うまでもないし、結局のところこの関係性がとても大切なものであることに間違いはありません。

逆に、とても会いたいのだけれどなかなか会えない人もいますよね。その人に会う日が近づいてくると、言いようもないほど嬉しくて待ち遠しくてワクワクが止まらないものです。待っている時間は長いのに共に過ごす時間はほんの一瞬。その時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。いつだってその別れには寂しいものがあるでしょう。その関係性には、儚さに似たものがあるようです。儚いからこそ、特別に感じられ感情も高まるのかもしれません。いつもある繋がりならその穏やかさに安らぎと感謝を、儚い繋がりには情熱と惜別を感じてください。

pagetop