高3学年通信(66期生)
責任の所在
2023/05/25
考査4日目、終盤に入りましたね。今日の試験科目は古典・数学演習1でした。どちらも考える内容が多く、終始ペンが動いていたように思います。
しっかり集中して臨んでくれています。学校の考査という点ではもちろん本番ですが、入試という観点ではこれも練習のうちの一つ。入試本番では試験時間は100分以上だったりします。この50分を集中してやり切ることはとても重要な練習でしょう。
さて、明日が考査最終日、文系は倫理政経・数学演習2、理系は地理・数Ⅲβです。最後まで気を抜かず頑張ってください。
何かしらのミスや問題が起きたとき、どこに責任があるのかという問題が生じます。当の本人なのか、その世話役なのか、はたまたその集団の最上位者なのか。客観的にはその責任の所在が明らかになり、何らかの形で責任がとられることがよく話題になります。あるいはその流れにかこつけて、自分の責任を他人に擦り付けたりすることもあるかもしれません。
根本の問題かもしれませんが、そのミスや問題を起こしたのは行動者その人であるはずです。ということは、少なからず第一の責任は当事者にあるはずです。起こっている問題を誰かのせいにしようとするとき、自分の立場を悪くしたくないとか、自分で望んでやったわけではないとか、利己的な理由が多くあるかと思いますが、そもそもその行動をすると最終的に選択したのは自分です。であるからには、自分の選択に自分で責任をとることは当然のことです。自分の行動の結果として表れていることは自分の選択によるもの。その選択を他人のせいにせず、自省する心を持つことは大切なことではないでしょうか。
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