学校ブログ

高3学年通信(66期生)

天秤を動かせ

2023/06/12

先週末、校外学習が行われました。天候が心配でしたが、何とか持ちこたえましたね。集合場所に班別に集合し、担任の先生からチェックを受けてから自由行動です。

いろいろなところへ行っていたようですね。奈良には名所も多いですが、それぞれ堪能できたでしょうか。良いリフレッシュになってくれたことを願います。

週が明けて、授業が再開しています。今週は一週間しっかり授業が詰まっています。集中して授業に臨みましょう。

化学の授業では実験が行われていました。水溶液を反応させ、色の変わる瞬間を捉えようとしていました。なかなか繊細な作業のようで、いまいち色が変わらなかったり、逆に濃く変化させ過ぎてしまったりと苦戦していました。体験を通してしっかり学習できたでしょうか。

そして、6限目のHRには英単大テストが行われました。

大学入試問題からの出題もありながらの100問テストです。とても大変そうでしたね。流石の集中力でした。結果やいかに...。

さらにその後は、文化祭関連の集まりもありました。

模擬店出展に際しての注意事項などを確認しました。少しずつ一学期が終わりに近づく中、文化祭の話も詰めていかねばなりません。文化委員を中心に、頑張りましょう。

人生は選択の連続です。常に自分の前に現れる物事に対して、どういう選択をするかによって結果が変わり、それを積み重ねて私たちは生きています。選択による結果を経験することで、人生を築いているわけです。ですから当然、その選択に迷うことだってあります。

「迷うけどやっぱりこっちの方がいいかな」と、多少なりとも優劣を感じられるならまだ良いでしょう。しかし中には、天秤が釣り合うような同等の選択肢が並ぶこともあります。もちろんどちらにも良いところがあって、どちらを選んだとしても「あっちも良かったかなあ」と後ろ髪を引かれる思いは消えないのでしょう。どんなものでも、自分が経験できなかったことは何となく後悔が残るものです。ただ、いくら甲乙つけがたいものであっても、結局選択しないことには何も始まりません。どちらも良いなあと思っていることですから、どちらを選んでも間違いではないはず。そこに思い切りがあるかどうかが大切です。

pagetop