高3学年通信(66期生)
個からの集団心理
2023/08/24
模試2日目、今日は数学の試験が行われました。文系と理系では試験時間が違うため、時間をずらしての実施です。
最後まで集中して頑張ってくれていました。新学期早々の模試でしたが、手応えはどうだったでしょうか。夏休みの勉強の成果がすぐに出たわけではないでしょう。そこに失望してはいけません。大切なのは、ここから冬までの期間をどう過ごすか。秋というのは受験生にとっては鬼門となる時期です。頑張った夏から失速して立ち止まってしまわないように、苦しくても、地道にやり続けることを心がけていきましょう。
そして、午後からは文化祭準備になりました。今日から今月末までは、午後の時間は文化祭の準備にあてられます。
66期は今年は模擬店を出すことになっているので、事前の準備としては店番の確認だとか、お店の飾りをどうするかとか、チケット・広告の準備、調理・提供の手順確認などです。例年より前もってできる作業は限られていますが、しっかり打ち合わせをして共通認識をもっていないと、当日はてんやわんやになってしまいます。お客様に迷惑がかからないように、しっかり準備したいところです。
さて、今週は土曜日が休業日になっているので、授業は明日の午前のみです。4コマだけではありますが、2学期最初の授業です。気合いを入れ直して臨みましょう。
多くの人が集まったときに、その集団に生まれる特殊な心理のことを集団心理と言いますね。みんながやっているからという雰囲気に合わせる被暗示性が高まったり、その集団で感情が共有され自分も同じような感情になったり、良くも悪くも大きな力が働きます。
だからこそ、集団心理は上手に使えばとても有用です。みんなが善行をしていればそれが当たり前になるし、みんなで一緒にチャレンジすれば不安も少ないし、何か良い結果が得られればその感動を分かち合うこともできます。みんなで笑顔を意識していれば、みんなが前向きになれるはずです。一人一人がその意識を持つということは個人のすることではありますが、それが集団心理を作り出すことも事実です。集団から力をもらうためには、一人一人の意識が大切なのです。
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