学校ブログ

高3学年通信(66期生)

全力の練習

2023/10/18

中間考査から一日平常授業日を挟んだところですが、今日は記述模試が行われました。文系理系を問わず、英数国の3教科を受験しました。

試験が終わったばかりで本当に大変ですが、受験生として泣き言も言っていられません。なんとか頑張ってくれていますね。明日は午前中のみ模試となります。文系は社会、理系は理科です。全体で受験する記述模試はこれが最後。やりきってください。

いつでも何をするにしても、常に全力でやり続けるのは大変ですよね。どこかでバランスを取って息抜きをしたり、ほどほどの力で乗り切ったり、無意識のうちに力の調整をしているものです。しかし、いざ全力を出すとなると、なかなかそれが発揮できないことがあります。終わった後から「もっとできたのに」「成功したことがあるのに」と悔やむことがあるかもしれませんが、なぜ全力は発揮できないのでしょうか。

練習と本番は違うし、本番では本領は発揮できないものと言われることもありますが、実際のところどうなのでしょう。いろんな原因は考えられるでしょうが、一つには、練習不足です。ただの練習不足ではありません。本気を出す練習不足です。つまり、いつでもどこでも本気を出せる状態を作っていないということです。自分の考える本気というのは、往々にして自分の都合の良い環境で発揮されているものです。だから咄嗟に何かをしようとして上手くいかないとき、「今日は調子が悪い」なんてことになるのですが、自分の都合でしか発揮されない力は全力でも本気でもなくて、要はまぐれに近いものです。そのまぐれが当たることを期待して本番に臨んでも仕方ありませんよね。いつも全力である必要はないかもしれません。でも、いつでも全力が出せる準備をしておくことは常に必要です。だから、練習が大切だと言われるのです。

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