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高3学年通信(67期生)
修学旅行北海道(文理)
2023/06/14
6月4日(日)~8日(木)にかけて,67期生は修学旅行を実施しました。
本年度はシンガポール・南九州・北海道の3コースから1つ選んで参加する形をとりました。そのうち北海道コースは約200人集まり,一貫探究・文理探究に分かれて2班で実施しました。
今回は北海道コースのうち,文理探究チームの様子をお知らせします。
6月5日(月) 第1日
伊丹空港から出発し,羽田を経由して中標津空港から北海道に上陸しました。
空港からバスで30分ほど揺られ,標津町へ。北方領土の目と鼻の先の町で,元島民の方のお話を拝聴しました。教科書で学んで「分かったつもり」だった問題の実際の様子が,生徒の心に残ったようでした。
またこの日は地元の方も驚くほどの晴天に恵まれ,国後島をはっきりと見ることができました。
その後,ポー川史跡公園で雄大な北海道の自然や,独自の歴史を学びました。
移動のバスから可愛いらしいシカの親子に遭遇したりしながら,屈斜路プリンスホテルに到着。夕食のバイキングでは地元の食材に舌鼓を打ちながら,楽しいひと時となりました。
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6月6日(火) 第2日
モリモリ朝食を食べた後は,一路,摩周湖へ。「霧の摩周湖」はどこへやら,今日は深緑色の湖面に青空が映え,その美しさに皆,歓声を上げました。
その後,渡辺体験牧場へ。社長さんの愉快な案内のもと,牛の搾乳や餌やり,生乳からのバター作りを体験しました。
搾りたての牛乳は濃厚で甘く,皆美味しそうに飲み干していましたね。その美味しさとともに,社長が話してくださった酪農家の皆さんの過酷な労働環境や,命を頂くことの尊さについても心に留めて欲しいなと思います。広大な牧場で,思いっきり駆け回ったり,寝そべったり,友達とはしゃいだり。皆,とてもいい顔をしていました。
その後訪れた硫黄山では,立ち上る噴煙の迫力に圧倒された様子。ただ急に空模様が怪しくなり,雷が鳴り始めたので早々に退散しました。
この日は長いバス移動を経て,星野リゾートトマムに宿泊しました。晩御飯はそれぞれが選んだレストランで美味しく頂きました。
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6月7日(水) 第3日
午前中は(インストラクターさんいわく)日本一美しく冷たい,空知川の源流にてラフティングを体験しました。
ドライスーツをまとい,いざ出発。北海道の雄大な森林に包まれ,自然の雄大さを体感したのではないでしょうか。落差ポイントでは悲鳴や歓声が上がり,普段体験できない川の流れを愉しむことができたと思います。
午後は二風谷アイヌ文化博物館に行き,アイヌ民族舞踊と歌を鑑賞,そして体験もさせていただきました。
一度聞いただけで皆,アイヌ民謡を上手に歌えており,教員一同ビックリしました。
その後バスで札幌に移動し,ホテルニューオータニイン札幌で夕食をいただき,宿泊しました。
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6月8日(木) 第4日
最終日は自由行動班で小樽,札幌観光です。悪天候の日本列島でしたが,北海道だけが快晴という奇跡に恵まれました。
朝食後,それぞれが楽しそうに札幌の街に消えていきました。
北海道テレビ放送(HTB)の見学もさせていただきました。テレビ放送を可能にしているのは,数多くの方々のご尽力。普段見ているテレビ番組の見え方も変わったのではないでしょうか。
数時間後,大きなお土産袋を抱えた生徒が新千歳空港に続々と集まってきました。
4日間を通して集合時間に遅れたりする人は1人もおらず,規律ある集団生活を送ることが出来ていたと思います。
今回の修学旅行で経験したことが,生徒皆さん1人1人のこれからに,有意義でありますように。
最後になりますが,修学旅行の実施には保護者の皆様や,現地の多くの方々のご協力を賜りました。おかげさまで素晴らしい修学旅行となり,誠にありがとうございました。
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