高2学年通信(68期生)
何のために働くのか
2021/10/20
今日のHRでは進路学習を行いました。
テーマは「人は何のために働くのか」です。具体的には2つの問いがありました。
・「なぜ家を建てることができない私たちは、家に住むことができるのか」
・「一杯のラーメンにどれだけの仕事が関わっているか」
一杯のラーメンを作るのに、どれだけの仕事が関わっているか。ラーメンを作る料理人、テーブルまでそれを運んで来てくれた人、ここまでは容易に想像がつくでしょうが、今日の本題はここから先です。
麺やスープの他、ねぎ、のり、チャーシューなど原材料を生産する人、それらを船やトラックで運搬する人、原材料を麺やスープの製品にする人、製品を売る人、あるクラスでは、「豚を殺す人」(屠殺と言います)という意見が出ていました。それも大事な仕事です。
私たちが口にする一杯のラーメンには、とてつもなく多くの仕事が関わっています。あるクラスで先生が言っていました。「みんなが5分10分で食べ終わる一杯のラーメンに、これだけの人が関わっている。一杯のラーメンが世界につながっているって思うと、すごくない?」
私たちが暮らすこの社会は、目には見えないたくさんの仕事が関わって成り立っています。
こう考えると、働くということは社会に参加するということでもあります。
家に帰ってお家の人にも聞いてみてください。
「何のために働いてるの?」どんな答えが返ってくるでしょうか。
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