学校ブログ

高1学年通信(68期生)

五輪選手のことば③

2022/03/22

雨の月曜日となりました。明日は修了式です。怠りなく準備をしておきましょう。

今日は五輪選手のことば第3回をお送りします。

今日はスノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手です。平野選手は「人類史上最高難度!」の大技、トリプルコーク1440(フォーティーン・フォーティ)」を見事決めて、金メダルを獲得しました。

「孤独にならなきゃいけない時もあれば、やりたくないことと向き合う時間も絶対に(必要)」

これはメディアから「銀メダルから金メダルへ行くのに必要なものは?」と聞かれた際のことばです。平野選手は2014年ソチ五輪で銀メダル(スノーボードでの最年少メダル獲得)、2018平昌五輪でも銀メダル、そしてこの北京五輪で念願の金メダルを獲得しました。大会前から好調を維持し、メダルが期待されていた平野選手ですが、そんな彼でもやはり思うようにいかないこと、不安に思うこともあったそうです。その不安とどのように向き合うのか、それには「孤独になる」ことが必要だと彼は述べます。そして、

「あと普段の生活というものが上回っている人が勝つのではないかなと信じたい」

平野選手はオリンピックの始まる前、大技のトリプルコーク1440を毎日50本以上飛び続けたそうです。普通は一日2030本でも多いと言われるそうで、毎日50本とはまさに驚異的です。人と同じことをやっていては、人とちがった結果を出すことはできません。そして、求めるもののために、自らの生活を律していくことがいかに大切か。そうしたことを平野選手は教えてくれます。

 68期生の皆さんも「普段の生活」を大事にしてください。

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