高2学年通信(68期生)
【社会科特別企画 第4回 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館と明日香村見学会】
2023/03/13
3月11日土曜日、奈良への見学会を実施しました。
参加者9名と引率の大下・井本は、阪急大阪梅田駅に集合。環状線で鶴橋を経て、畝傍御陵前まで近鉄で向かいました。そこから徒歩で、まず橿原考古学研究所の前を通って、附属博物館に予定通り、10時に到着しました。
入館手続きを済ませて、それぞれが展示室に向かいました。展示を見ながら、恒例のワークシート作成。一人一人が土偶や土器、埴輪などの遺物を一つずつ選んで、スケッチと説明、感想を書き込んでいきます。疑問に感じたことは、引率の大下に適宜質問していました。スケッチをすることによって、ただ見ているだけでは気づかない部分に注意することができます。
ミュージアムショップでの買い物と休憩をすまし、玄関で記念撮影をして、博物館を後にしました。その後、橿原神宮前駅で昼食などを購入し、飛鳥駅へと向かい、そこから徒歩で、
高松塚の公営公園へ。芝生で昼食をすまして、互選でワークシートの入賞者を選びました。
高松塚壁画館を見学した後、高松塚古墳へ。その後、文武天皇陵に指定されている古墳を経て、キトラ古墳へと向かいました。壁画やその保存について展示した「四神の館」を見学した後、キトラ古墳の現地へ、引率の大下は1982年の大学一回生の時にこの古墳に調査に参加しており、久しぶりの訪問に感慨無量でした。生徒たちも四神や天文図の壁画について熱心に見学していました。最後に飛鳥駅まで歩いて戻り、駅のすぐ西側にある岩屋山古墳を
見学しました。この古墳は横穴式石室に入ることができ、初めての経験の生徒がほとんどで、最後で疲れていましたが、しっかり見学していました。帰りは、阿部野橋まで出て、環状線で梅田へ戻りました。
午後からは、外を歩いての見学でしたが、4月中旬の陽気で、飛鳥路のすっかり春を満喫しました。また、生徒たちの感想を聞くと、博物館の見学は大変良い経験となっているようであり、来年度以降も続けていければと考えています。
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