高2学年通信(68期生)
68期生列伝2
2024/09/22
学校内外で色々な活動をしている68期生を個別にインタビューするこのコーナー。
2回目の今日は、夏休みに南米で貴重な経験をしたMさんです。
7月中旬から2週間、ペルーのクスコへ行きました。目的は、遺跡の発掘です。
以前から考古学に興味があり、大学もそのような分野に進みたいと思っています。
大学生のうちに、考古学という学問がどのようなものなのか、実際の遺跡の発掘現場はどのようなものか、知っておきたいという思いが強くなり、たまたまインターネットで見つけた、イギリスの会社が主催する、ペルーへの発掘プログラムに参加することにしました。
飛行機の移動だけでも25時間、2日間の移動を経て辿り着いたペルーは、日本とは全く異なる環境でした。
良かったことは、グローバルな環境で、多国籍の人たちと交流ができたことです。また、実際に遺跡で作業ができたことは本当に良い経験になりました。紀元前800年頃のお皿を手に取ったときは、非常に興奮しました。
困ったことは、夜の8時には完全に断水してしまうことです。トイレにも行けなくなってしまうので、大変でした。
また、日本より乾燥した気候のために、発掘現場は常に土ぼこりが舞い、暑い中での発掘作業は非常に過酷でした。
食事は・・・皆さん、「クイ」という単語を調べてみてください。味は、ご想像にお任せします。
将来は、大学で考古学を学び、博物館の学芸員や、県の職員としての遺跡の調査などの仕事に携わりたいです。
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