高2学年通信(68期生)
68期生列伝4
2024/10/09
学校内外で色々な活動をしている68期生を個別にインタビューするこのコーナー。
4回目の今日は、夏休みにカンボジアで貴重な経験をしたTさんです。
Q カンボジアに行こうと思ったきっかけを教えて下さい。
部活がなく、夏休みにたくさん時間がありました。親に「海外でも行ってみれば?」と声をかけてもらい、自分で興味があるプログラムを調べて、カンボジアで子どもたちの教育のお手伝いをするプログラムを選びました。
Q カンボジアでは、具体的にどんなことをしていたのですか?
首都のプノンペン近くの町で、小学生に色々なことを教えるお手伝いをしていました。教える内容は、国語や算数などの科目というよりも、手の洗い方などの健康や工作、簡単な計算や運動、といったことでした。
Q 他の参加者はいましたか?
はい。日本人12人、その他にはロシアやフランスから来ている人もいました。ポーランドから来た男の子と仲良くなり、彼に少し日本語を教える機会もありました。「おはよう」という単語を教えると、四六時中「おはよう」「おはよう」と連呼してきたので、ちょっぴり閉口しましたが・・・笑
Q 楽しかったこと、大変だったことを教えて下さい。
楽しかったのは、やはり小学生を対象とした授業です。小学3年生くらいの小さい子には英語が通じなかったので、現地の言葉であるクメール語を少しと、あとは身振り手振りで何とかこちらの意図を伝えました。こちらの話がつまらないと、子どもたちは勝手に遊び始めてしまうので、興味を持たせるように色々な工夫をしました。
休日に、アンコールワットまでバスで5時間かけて行き、観光を楽しんだのも良い思い出です。夜にナイトマーケットという市が立つのですが、お土産の品を50ドルという法外な値段で売りつけられたのを、英語を駆使して値下げ交渉をし、結局5ドルまで値下げさせたのも良い思い出です!!
大変だったこととして、英語はもちろん大変でしたが、生活面が日本と違いすぎて、大変だったことが印象に残っています。具体的には、トイレが汚く、トイレットペーパーもないため、自分で紙を持ち込まないといけなかったり、シャワーを浴びると併設されているトイレがズブ濡れになってしまったり、気を抜くとお金を取られてしまったり・・・(私は大丈夫でしたけど)。とても良い経験になりました。
Q 珍しいもの食べましたか?
タランチュラ食べました。味が気になる人は聞いて下さい。
イオンがたくさんあって、丸亀製麺が日本と同じ味を提供してくれました。懐かしい味でした。
Q 今後の展望を教えて下さい。
カンボジアに行くまでは、漠然と、志望学部を文学部と考えていましたが、このプログラムに参加して、経営学部に行きたいなと思うようになりました。カンボジアで得た色々な経験を、今後の学びに活かしていきたいです!
<執筆者より>
カンボジア、と聞くと、あまり治安が良い印象がなく、まず「よく行こうと思ったね」という驚きから始まったインタビューでした。日本でずっと暮らしているとなかなかできない経験を積めたようです。クメール語、皆さんもぜひ教えてもらいましょう!
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