学校ブログ

高3学年通信(68期生)

学校の役割は

2025/10/10

いよいよ10月です。

68期生は、模試に試験に慌ただしい時期を迎えています。

10/5(日)に校外で、10/9(木)・10/10(金)に校内で、それぞれ記述模試を受験し、来週からは学校の中間考査。それ以外にも、それぞれが「冠模試」と呼ばれる、各大学に特化した模試や、マーク模試を受けています。試験が続き大変ですが、皆さんの実力を測ることができる機会は今しかありません。結果ばかり見るのではなく、自分のできている分野/できていない分野をそれぞれ見定め、効率良い勉強につなげる機会としてください。

 

そして。今一度、学校の役割を考えてほしいです。

 

「受験」というのは、確かに人生の一大イベントです。君たちが「受験」最優先になってしまうことも、十分理解はできます。

しかし、「受験」は、実は単なる通過点に過ぎません。今は信じられないかもしれないけれど、1年後に振り返ってみると、「受験かー懐かしいなー大変だったなー」くらいで終わる話なんです。良くも悪くも、受験勉強そのものが人生に大きく影響した、という人は少ないと思われます。

それよりも人生に大きく影響するのは、今まわりにいる友達との関係性。ふざけ合った思い出とか、一緒に同じ目標に向かって頑張った経験とか、そういうことの方が大きいと思うのです。

「受験に必要か不要か」の2択のみで毎日を捉えている人があまりに多いように見えることを、学年として危惧しています。皆さんは受験生である以前に、本校の生徒です。この学校を卒業するのであれば、最低限の義務は果たさなければなりません。何より、上でも書いた、「周りの友達と一緒に」という意識を忘れないでほしい、と願っています。

元気な日は遅刻せずに学校に来て、ちゃんと授業を受ける。今までできていた当たり前のことを、最後まで完遂してほしいです。

みんなでそろって授業を受けるのも、あと2ヶ月ほどになりました。大変な期間ではありますが、みんなで充実した期間にしていきましょう。

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